世界中の空港でラウンジが利用できるようになるプライオリティ・パス。海外ではバーやレストランといった飲食でも利用できることがあるのに対し、日本国内ではこれまで通常のラウンジ、それもごく限られた数でしか利用できませんでした。
が、それも今や昔の話。今年から関西国際空港では、従来より利用できた「KALラウンジ」に加えてなんと「ぼてぢゅう」が利用対象に加わり、Priority Passを利用して食事ができるようになりました!
前週末、関西国際空港に立ち寄りましたので早速ご報告です🌟 こちらの記事では主に大韓航空運営のKALラウンジについてご紹介していきます✨
Contents
関西国際空港 KIX でプライオリティ・パスが利用できる施設
関西国際空港でプライオリティ・パスが利用できる施設は、次のようになっています。
・KALラウンジ
・ぼてぢゅう
KALラウンジは、Priority Passホルダーにはお馴染み、大韓航空が運営しているラウンジです。関西空港以外にも成田空港・福岡空港などでも利用でき、Priority Pass対応ラウンジの少ない国内ではかなり重宝されるラウンジです。KALラウンジがあるおかげで、エコノミークラスであってもゆったりとラウンジで寛ぐ事ができます(*’▽’)
で、ここに新たに追加されたのが、「ぼてぢゅう」なのです。
ぼてじゅうは知っている方も多いと思いますが、関西・首都圏に沢山の店舗を持つ、お好み焼きチェーンです。関空には1994年9月に開業したということですので、開港当時からテナントを構えている相当な古参ですね。(その後フードコートにもお店を構えています)
関空のプライオリティ・パス対象ラウンジは一般エリアで利用しやすい!
関空でプライオリティ・パスを利用する際に一番重要な事・・・それはこの対象2施設はどちらも ”一般エリア” にあるということ!
これはつまり、国際線を利用する場合も、国内線を利用する場合も、どちらでも利用できることを意味します✨
例えば中部国際空港では、スターアライアンスラウンジでプライオリティパスが利用できますが、その所在地は国際線エリア=出国した後。もちろん国内線に搭乗するときには利用できません。
国内線を使う時にも利用できる対象ラウンジは国内は希少ですし、これは大きなメリットになります。
一般エリアにあるデメリットは?
他方デメリットも無いわけでは無く、対象ラウンジが一般エリアにあるため、ラウンジを出た後に保安検査や出国審査にかかる時間を見計らって早めに退室しなければいけません。
特に、KALラウンジでもぼてぢゅうでも「時間が迫ってきたらアナウンスが流れる」・なんてことはありませんので、よく注意して肝心の飛行機に乗り遅れる事がないようにしましょう🌟
【注意】関空でのプライオリティ・パスは出発時にのみ利用可能!
これも大事な注意点となります。
プライオリティ・パスはあくまで飛行機を利用する時にしか利用できません!
そして関空においては、両施設ともに出発時のみ利用可能となっていて、利用には当日の出発する航空券(搭乗券)の提示が必須となります。
カードだけでラウンジが利用できるわけでは無いのでご注意を。(毎日飲み食い出来たらPriority Pass破産しちゃいますもんね(。-∀-)
関西国際空港 KALラウンジのサービス
それでは関空のKALラウンジのサービスをご紹介していきます🌟
関空KALラウンジの空間やら座席やら
こちらKALラウンジは、全体的に木目を活かした柔らかい空間に仕上げられています。
ソファはベージュのものが向き合って設置されていて、ローテーブルが4脚に1台ほどセッティングされるような形になります。
写りがかなり暗くなってしまいました💦 ラウンジの広さは、広いとは言えないでしょうが、狭いと感じるほどではありません。この時は人の入りはまばらだったからですかね。。昼前など出発便が重なる時間帯だと少し印象も違うかもしれません。
雑誌も多くはないですが、しっかり取り揃えられています。
私が陣取ったのは上の写真の反対側。こちらはソファがやや詰め込まれているような感じでした。(上の写真で5脚がほぼ隙間なし…)右奥に写っている扉の奥にもスペースがありそうでしたが、人の多い時に開放する部屋なのか、はてはVIPルームなのか・・・。
ソファはゆったりと深めに腰掛けるタイプ。ローテーブルまではやや距離があるので、カップに手を伸ばすには少し前かがみにならないといけなくなります。
パソコン作業などにも正直なところ向いていません(ソファ席には電源が無いようでした)。どちらかというと、ゆったり新聞や雑誌を読みながら寛ぐのに向いているかと思います。
仕事や電話をする場合には、ビジネスブースもあるという報告が他サイトさんでされていましたので、そちらを利用しましょう😁 (探検不足でした…)
ちなみに、私の後にもPriority Passを利用して入ってきた方がいらっしゃいました。(つまり、受付の声が通るくらいの距離感です) やっぱり関空で時間があるなら立ち寄ってしまいますよね😎
関空KALラウンジのフード・ドリンク
制限区域外にあるとは言え、そこはエアラインのビジネスクラスラウンジ。しっかりと軽食とドリンクが用意されています🌟
私が訪れたのは13時頃でした。ホットミールが無いのは、、本国でも無いわけですし仕方ないですかね💦 むしろプライオリティパスで利用しているお得感を考えると、気持としては十分。
菓子パンとおにぎりはそれなりに種類も置かれています。
上にはインスタントの ラーメン・どん兵衛・お味噌汁・コンポタなどなど。暖かい食べ物といっても求めるものは人それぞれ…補充も手間いらずで合理的ですな(^▽^;)
遠景はこんな感じです。
ドリンクも一通り取り揃えられています。コーラ・ジュース・スプライト・・・下のほうではグラスもしっかり冷やされています🍺🌟
で、もちろんお酒も取り揃えられています! ワイン・ブランデー・ビールはサーバーがありましたが撮り忘れ💦
これはビジネスクラスラウンジとしては外せませんね🌟
クラッカー・柿の種・キャラメルといったちょっとしたおつまみも用意されていました。
関空KALラウンジの位置
KALラウンジは、第1ターミナル3階の、ショッピングエリアの ”裏側” とでもいったところに存在しています。
場所は、3階ユニクロの裏側通路を進んだ先。
ユニクロの奥にある案内版付きの通路からもアクセスできますが・・・実は手前の通路からもアクセス可能です。
・・・すると、こんな通路に出てきます。なんというか、完全に裏側モード。空港の職員さん達もオフィスへの通路になっているようで、制服をきたチェックインカウンターのスタッフ、警備員などとすれ違います。
ちなみにUNIQLOの奥から進むと、この右側の出発🛫 というところから出てくることになります。
上の写真で通路の中ほど、右側に光っているのが「カードラウンジ比叡」になります。こちらは後日別途ご紹介をば。
比叡を横目にそのままま奥に進めば、KALラウンジの入り口です。
あとは受付のお姉さんに搭乗券を渡し、「プライオリティ・パスで利用」と伝え、サインをすればOKです!
KALラウンジ利用の注意点
営業時間
KALラウンジには、次の通り営業時間の制限があります。
- 月・水・金 :午前7時30分~午後2時 午後3時30分~午後7時5分
- 火・木・土・日:午前7時~午後2時 午後3時30分~午後7時5分
早朝・夜間と、14時~15時半は使えない、と。私が入室したのは13時台でしたが、14時でクローズとなる事をちゃんと受付でも伝えてもらいました。
滞在可能時間・同伴者
Priority Passの場合は、最長2時間まで滞在可能となっています。(・・・超えたとしても声がかかるのか分かりませんが💦)
また、同伴者はカード保持者1名様につき2名までとなっていますが、同伴者の扱いについてはそれぞれのPriority Passを発行した際の条件によってs細部が異なってきますので注意しましょう。例えば、私がおすすめしている楽天プレミアムカードで発行した場合には、同伴者は次のQ&Aに記載の通り、有料となっています。
Q プライオリティ・パスでラウンジを利用した際の、同伴者の料金や利用可能人数を教えてください。
A 回答
同伴者のご利用は有料となります。
同伴者1名につき3,240円(税込み)となり、楽天プレミアムカードにて決済されます。
ただし、空港ラウンジによって、同伴者などご利用の条件に制限がある場合がございますので、詳しくはプライオリティ・パス社Webサイト内のよくあるご質問にてご確認ください。https://support.rakuten-card.jp/faq/show/175?site_domain=guest(よくあるご質問 > 楽天カードの種類・機能 > 楽天プレミアムカード > プライオリティ・パスについて)
航空券も必要ですよ!
前述の通りですが、利用には当日関空から出発する航空券(搭乗券)の提示が必須となります(国内線・国際線どちらでもOK)。
ご注意を🌟
一般エリアにある、という事をお忘れなく
一般エリアにあり利用しやすいラウンジとはなっていますが(くどい)ゆっくりくつろいだばっかりに飛行機に乗り遅れる、なんてことの無いように注意してください(^▽^;)
第1ターミナルの便、かつ国内線利用時には、保安検査場まで2分程度で着くので、出発25分前を切ってからラウンジを出れば十分間に合います。
他方国際線は、保安検査・出国審査にも時間がかかりますし、出国後もシャトルに乗ってゲートまで移動する時間が必要です。特に朝のピーク時間帯などは気をつけましょう。さっさと見切りをつけて、免税品店を眺めるのもおススメです。
また、第2ターミナルから発着する Peach や 春秋航空、チェジュ航空(11月以降)を利用場合には、連絡バスでターミナル移動→チェックイン が必要です(もちろん時間に余裕があればチェックイン後にラウンジに来るも良しですが😁)
KALラウンジから第2ターミナルまでは・・・バス乗り場(エアロプラザ)まで 10分弱?+バスは日中4-6分間隔で運行+所要時間 7-9分 =30分程度はかかると見たほうが良いかと。
楽天プレミアムカードでお得にプライオリティ・パスを入手
こんな感じで空港のラウンジを無料で利用できるプライオリティ・パス。
高額なクレジットカードの特典として付随してくることも多いですが、楽天プレミアムカードであれば年会費も一般的なゴールドカードレベルで無料でPriority Passの発行が可能です!サービスの内容から考えると非常にお得です。次の記事でご紹介していますので、ぜひ検討してみてください!