少し毛色が変わりますが、、6月4日、レッドブルエアレースを観戦してきました!
以前は日本ではマイナーなスカイスポーツでしたが、(もといスカイスポーツ自体がマイナーですかね。。)幕張で開催されるようになり、レッドブルの果敢な広告戦略もあって、徐々にイベントが浸透していきたように思います。
都内でも、ラッピング2階建てバスが走っていたり、JRの中に大量に広告を出稿していたりしていたので、名前は聞いたことがある!という方も多いのではないでしょうか?
陸マイラーの方々の中でも、もともと飛行機・乗り物が好き!という層の皆さんには、ビビッとくるイベントかと思います。
室屋義秀選手が優勝!
レッドブルエアレース 2017 千葉大会では、見事、唯一の日本人参戦選手である、室屋義秀選手が優勝しました!
地元千葉では2016年に続いて2連覇です!これは 凄い事ですね。


Final4(優勝決定戦)の結果
決勝日に優勝を決めるFinal4の結果は以下の通りです。
室屋義秀選手 | タイム:55秒288 |
ペトル・コプシュタイン選手 | タイム:55秒846 |
マルティン・ソンカ選手 | タイム:56秒533 (ペナルティ2秒) |
マティアス・ドルダラー選手 | タイム:57秒943 (ペナルティ3秒) |
出典:http://www.redbullairrace.com/ja_JP/article/qian-xie-shi-wu-gahomuresu2lian-ba-woda-cheng
小型飛行機とはいえ、350㎞/h を超えるともいわれるスピードの中、0.001秒単位の非常にきわどい戦いが繰り広げられています。
今回、室屋選手は、Final4の2つ前「Final14」の段階で、0.007秒差を勝ち抜いて来ています・・・! 360km/h で飛んでも僅か 70cm 分!
実際に現場にいると、Final14→Final8→Final4 と時間が下るにつれて、どんどん海風が強くなってきて、空も晴れていたのが徐々に雲が広がってくるなど、明らかにコンディションは悪化していました。(砂浜に刺してあった YOSHI応援グッズの旗が飛んでいくくらいでしたから…)
海風=海から陸に吹く風ですので、砂浜に平行に作られたトラックに対して、完全に横風だったんですね。選手たちにとっては、風に流されるのを修正しながら、正確にパイロンを通過しなければならない、非常にタフなコンディションであっことが容易に想像できます。
そんな中、Final4 で最初に飛行した室屋選手が良いパフォーマンスで飛行したことで、後続の選手たちはタイムこそ早くなったとしても、ペナルティを受けてしまうような飛行になってしまったのでしょう。
室屋選手ご自身は、「ラッキー」な面があると仰っていますが、やはりそれに繋がるまでの訓練や研究があるのだろうと思います。
ぜひこちらの公式サイトインタビューもご覧ください。
入場料は決勝日1日の一般席でも、13,000円(当日券: 前売りは割引ありです)とかなり高額なイベントではありましたが、その価値は十分にあったと思います。あの音・煙・香りは、現場でないと体験できないな!
ちなみに、飛行機は浦安市に作られた、「レースエアポート」から東京湾奥を横断飛行してきたようです。
来年はこちらにも足を伸ばしてみてもいいかもしれません…!